市民農園とはどういうもの?

栽培記録
ジョージ
ジョージ

こんにちは!今回は市民農園について書いていきたいと思います。市民農園を活用すればどんな方でも簡単に農業が始めることができます。農業に興味あるけどプランター菜園では物足りないという方に必見です。

🔍今回の記事で分かること

・市民農園とはどんなもの?
・メリットとデメリットについて
・どんな人におすすめ?

市民農園とは?

市民農園とはどんなものなのでしょうか。検索してみると農林水産省がこんな風に説明していました

https://www.maff.go.jp/chushi/green/siminnouen/attach/pdf/siminnouen-14.pdf

なんだか難しいです。

簡単に説明すると、農家以外の人がレクリエーション、高齢者の生きがいづくり、子供たちの体験学習などの目的のために農地を借りて自家用の野菜や花を栽培できるシステムということです。市民農園は自治体、農協、農家、企業、NPOが開設できるため、私たちはこれらのどこかが運営する市民農園を借りることになります。

市民農園は大きく分けて2つあります。
①貸付方式
 利用者に農地を貸す方式
→基本的にはこちらが多い
②農園利用方式
 利用者に農地を貸すのでなく、園主の指導の下で利用者が継続的に農作業を行う方式
→体験学習

つまり、自治体等が用意してくれた農地を借りて野菜栽培が簡単にできる!!ということです。

市民農園によっては農具の貸出や更衣室、シャワーが完備されているところもあるので至れり尽くせりです。

市民農園の特徴

市民農園の特徴は4つです。

① 借りれるのは10a(1,000㎡)未満
 市民農園が各利用者に貸すことができる上限は10aと決まっています。ただし、一般的には1区画20㎡前後の場合が多いようです。市民農園によって異なるので近くの市民農園へ聞いてみるのがいいと思います。また、基本的には1世帯1区画までしか借りられないので注意です。

② 複数人への貸付
 市民農園の利用者は複数人である必要があります。そのため1つの畑を複数区画に分けて貸しているのですが、当然区画は隣接しています。そのため隣接した区画を借りている人とのトラブルの可能性があります。よくあるのは、隣接区画の人が雑草の処理を全くしないことや、農薬や除草剤の使用方法に関するトラブルです。

③ 貸付期間が最長5年
 農地を借りることができるのは最長で5年と決まっています。これは多くの人に農地を貸すことができるようにするためです。そのため、アスパラなどの多年生の作物は栽培できない場合があります。

④ 営利目的とした栽培はできない。
 ただし、 販売自体を禁止するものではなく、利用者が栽培した農作物のうち自家消費を超える分については販売が可能みたいです。基本的には自分たちで食べるために作るという感じになります。

市民農園のメリットとデメリット

次に市民農園のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリットは以下の通り↓

① 低価格で(10,000円/年 以内)借りることができる
② 家庭菜園にはちょうど良いサイズの畑を借りることができる→管理が楽
③ 運営費や入会金がかからない
④ 自然に触れ合うことで心身リフレッシュ。子供の教育にも良い
⑤ 育てる野菜を自分で決めることができる
⑥ 農具の貸出やシャワー完備など設備が充実している所もある
デメリットは以下の通り↓
① 栽培方法を教えてくれるアドバイザーがいない
② 借りられる面積が決まっているため規模大きく栽培はできない
③ 農具の貸出やトイレがないなど設備が充実していないところもある
④ 近くに市民農園が開設されていない場合がある
⑤ 隣人トラブルの可能性あり

市民農園はどんな人におすすめ?

市民農園とはどんなものか、メリットとデメリットについて見てきました。こんなに手ごろに野菜栽培にチャレンジできるのかとびっくりしました。農地がなくても低価格で借りて栽培ができてしまうなんてすごいですよね。それではどんな人に市民農園がおすすめなのか、逆にどんな人にはおすすめじゃないのか見ていきましょう。

① 基本的に全員!
 なんか野菜栽培楽しそうだなあ、そう思ったらとりあえず市民農園がおすすめです(笑)一緒に野菜栽培を楽しみましょう!!!!!

 

① アドバイザーがいないと不安だと思う人
 大丈夫です。今はネットの時代!調べれば誰にでも野菜作りができます。一緒に楽しみましょう
② 畑に行くのがめんどくさいという人
 まずはプランターなどを利用して始めてみましょう。
③ 営利目的で野菜栽培をしたい人
④ 5年以上の長期に渡って野菜栽培したい人
⑤ もっと大きい面積で自由に野菜栽培に取り組みたい人
⑥ 隣人との畑トラブルが不安だと思う方
 ③~⑤の方は思い切って自分で畑を借りてしまいましょう。耕作放棄地や余っている畑を借りられる場合もあるので各自治体に相談してみるといいと思います。
 

どうやって借りればいいの?

市民農園は区市町村などの自治体または農協が運営していることがほとんどです。

利用開始時期は4月からとなりますので2月くらいから募集が始まります。各自治体のHPなどで募集が行われるのでチェックしてみてください。

HPに掲載が無い場合は自治体の農政課に電話して聞いてみると早いと思います。

まとめ

野菜作りやってみたいと思ったらまずは市民農園がおすすめです。一緒に野菜作り始めてみませんか?

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