
こんにちは、ジョージです。先日、農林水産省から2024年の農林水産物・食品の輸出額に関する情報が出ました。2024年の輸出額は過去最高の1兆5,073億円で前年比+3.7%と発表されました。農林水産物は国内消費よりも高く売れる海外に輸出されるようになっています。今後、私たちの食生活にどのように影響していくのか、解説していきたいと思います。
農林水産物・食品の輸出額推移(2012年~2024年)
農林水産物・食品の輸出額は以下の通りです。
2012年の4,497億円から順調に輸出額を伸ばしていき、2023年には1兆4,541億円に到達しました。2024年はALPS処理水の影響から、中国、香港向けの輸出額が大きく減少しましたが、そのほかの国の輸出額が大幅に増加し、対前年比+533億円の1兆5073億円まで達しました。特に米国、台湾、韓国向けなどの輸出上位国が2桁%の伸びとなりました。
日本食レストランの増加、インバウンドによる日本食人気の高まり等を背景とした外食需要や事業者の販路拡大の取組等の進展が輸出増加の主な要因のようです。

輸出額の増減ランキング
輸出重点品目に含まれる輸出額の増加が大きい品目のランキングは以下の通りです。
ソース混合調味料 | +86億円 |
緑茶 | +72億円 |
牛肉 | +70億円 |
清涼飲料水 | +38億円 |
菓子 | +36億円 |
りんご | +34億円 |
米 | +26億円 |
日本酒 | +24億円 |
醤油 | +21億円 |
味噌 | +12億円 |
やはり、日本食に必要な品目が輸出額増加ランキングの上位に入ってきていると思いました。ソース混合調味料に関してですが、米国や韓国等で日本式カレーの人気が高まったことによる増加とのことです。米の輸出額増加も顕著です。米の輸出量が増加していることも近年の米価格の高騰に影響しているのでしょうか。
続いて、輸出額の減少が大きい主な品目です。
なまこ(調製) | ▲64億円 |
ウイスキー | ▲64億円 |
真珠 | ▲44億円 |
ホタテ貝 | ▲33億円 |
魚油 | ▲26億円 |
主に中国・香港向けに輸出していた品目の減少です。
2024年における国・地域別の輸出額ランキング
2024年の国・地域別の輸出額ランキングは以下の表の通りとなりました。ALPS水放出の影響か中国・香港を中心に輸出額が減少しましたが、その他の国では大幅に輸出額を増やしています。

2024年の品目別輸出額ランキング
品目別輸出ランキングは以下の表の通りです。

4位の清涼飲料水は味や香りを有する飲料水やソーダ水、ラムネ、サイダーなど炭酸ガスを含む飲料水のことのようです。お茶なども日本の文化として人気が高いようです。
10位の菓子についてですが、チョコレート菓子、キャンディ類、和菓子や抹茶スイーツが人気のようです。具体的には、キットカット、ポッキー、たけのこの里、アルフォート、チョコパイ、カラムーチョ、とんがりコーン、ピュレグミなどのお菓子が人気のようです。
まとめ
日本政府は、2030年までに農林水産物・食品の輸出額を5兆円にするという目標を掲げています。背景として、国内市場の縮小と、海外市場の拡大があります。
政府は目標達成に向けて「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」を策定し、様々な施策に取り組んでいます。数多くの補助金を出して官民一体となって取り組むことができるように施策を打ち出しています。
私自身も農林水産省や経済産業省などの補助金を活用し、事業に取り組んでいます。補助金の申請に興味がある方は連絡いただければ相談にも乗れますので、気軽にお問合せください。
今後も、高価格で販売できる海外への輸出が増えていくことが予想されます。そのため、日本の物価は上昇が続くでしょう。物価上昇が続く農作物を家庭菜園で育てるのは選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
参考・出典:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_info/zisseki.html
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