アスパラガスの育て方

野菜情報

お久しぶりです!オトウトです。新年あけましておめでとうございます。長期間更新ができておらず申し訳ありませんでした。投稿を再開していこうと思います。1年目の農業は比較的成功でした。振り返りの記事についても1月中に投稿したいと思いますので、お楽しみに。今回は当サイトでも栽培しているアスパラガスの育て方と魅力を書いていきたいと思います。

アスパラガスを育てたい方、どんな魅力があるのか知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。

アスパラガスの魅力を知れば、よりおいしくアスパラガスを食べれると思いますよ。

アスパラガスってどんな野菜?!

まずはアスパラガスがどんな野菜なのか見ていきましょう

⚪️概要
・科・属名  ユリ科・アスパラガス属名
・英名    Asparagus
・原産地   地中海沿岸
・開花期   5〜7月
・収穫期   4〜6月
・別名    オランダキジカクシ、マツバウド

⚪️出荷時期と産地の例
• 1・2月:秋田県、群馬県。(促成栽培)
• 3・4月:九州
• 5 – 7月:長野県、秋田県、北海道
• 8・9月:秋田県、長野県、九州
• 10・11月:輸入
• 12月:秋田県、群馬県。(促成栽培)

原産地とされる南ヨーロッパからロシア南部では古くから自生していた。少なくとも紀元前200年頃にはギリシャやローマで栽培が行われていて、食用のほかに薬としても利用されていた。その後、17世紀頃までにはヨーロッパに広く普及し、移民によってアメリカ大陸にも伝わり、アメリカでも広く栽培されるようになった。
日本へは江戸時代後半に観賞用として伝来。そして明治時代初期の北海道開拓にともなって食用の種子を導入。ただし本格的に栽培されるようになったのは1923年(大正12年)以降といわれる。

⚪️花言葉
『何も変わらない』『無変化』『普遍』『我が勝利』『私が勝つ』『耐える恋』『敵を除く』

栽培の特徴とポイント

⚪️栽培の特徴
・アスパラガスは、毎年春〜夏にかけて出てくる若芽を食べる野菜。
・1年目、2年目は収穫をせずに株を生長させ、3年目の春に出た芽から収穫を始める。その後、10年ほど収穫が可能。
・種まきからでも栽培できるが、市販の苗を購入して栽培を始めることもできる。苗には2〜3年目から収穫できる小苗と、その年から収穫できる大苗(すでに数年間栽培された根株)がある。早く収穫を楽しみたい場合は大苗がおすすめ。
・アスパラガスは根に蓄えた養分をエネルギーにして、萌芽を活発化させる性質を持っている。太くて甘いアスパラガスを採るには、いかに充実した地下茎を養生するかがポイント。

⚪️栽培のポイント
・一度植えると10年以上栽培が続くので、植え付け場所はよく考えて決める
・早く収穫したいなら、大苗を植え付ける。
・伸びた茎が倒れないように支柱で支え、冬には枯れた茎葉を刈り取る

栽培方法

⚪️種まき・育苗
・プランターに腐葉土を入れ、3cm間隔で条播き。草丈10cmほどになったら1本ずつポットに鉢上げし、このまま春まで1年間育てる。
・夏場は乾燥したら水をやり、冬に葉が枯れ たら地上部を切り取る。
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⚪️土作り
・2年目の春、苗の植え付け3週間前までに畑を準備。
・30〜40cmの深さの溝を掘り、堆肥と元肥を施して、戻した土と混ざるようにしっかりと耕す。ま  た、水はけが悪いと根腐れを起こしやすいので、排水性を良くするために畝を立てておく。株間は50cmほど確保。
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⚪️植え付け
・2年目の春に、畑に定植。植え付け後にたっぷりと水やりをする。市販の大苗は晩秋・早春に植え付け。
・根を広げて埋められる大きさ、苗の上部が5cmほど埋まる深さに穴を掘る。株は芽を上に向けて、根を放射線状に広げて植え付ける。
⭐️もみ殻を敷いておくと、乾燥防止、雑草抑制になるのでオススメ
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・はじめの年は収穫せずに株を充実させる
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⚪️倒伏防止
・草丈60cmほどになったら、四隅に支柱を立ててヒモを張り、茎が倒れないようにする。
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⚪️追肥・土寄せ
・茎が盛んに伸びる5月から夏にかけて計3〜4回、月に1回のペースで追肥。
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⚪️敷き藁を敷く
・アスパラガスは夏場の乾燥が苦手で、土が乾くと根が弱って極端に生育が悪くなる。そこで、梅雨が明けたら畝全体にワラを敷いて、乾燥を防ぐようにする。また、敷き藁は雑草対策にもなるので、一石二鳥の効果が期待できる。)
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⚪️枯れ茎の刈り取り・追肥
・晩秋になると地上部が枯れてくる。地上部の8割〜9割が枯れたら、枯れた茎葉を株元から刈り取る。
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⚪️3年目の春より収穫
・収穫はじめの年は20日ほど収穫したらあとは残して伸ばす。次の年は30〜40日、その翌年は50日くらい収穫できるようになる。収穫を打ち切ってから10本くらいの芽が出て残せるようにすると良い。
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⚪️収穫後の管理
・以降、春から冬にかけての管理作業と収穫を、毎年同様に繰り返す。10年くらいで株が疲れてくるので、一度掘り起こし、植え替えると良い。

まとめ

アスパラガスは1~2年目でじっくり育てると3年目からは10年目にかけて安定した収穫が可能となります。家庭菜園として1,2本植えておくだけでも十分に楽しめる野菜だと思います。収穫直後のアスパラガスは柔らかくとても美味しいので、ぜひ皆さんも育ててみてはいかがでしょうか。次回は実際に育てた様子を公開したいと思います。それではまた。

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